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■ 夏目坂モデル LV2 : nvidiaドライバが有効な状態でcompizを使用する方法(Fedora)


 nvidiaドライバを使用している場合、
 デスクトップ効果 (3Dデスクトップ Compiz) を有効にした状態で、
 
  ・デスクトップ効果を無効にする
  ・GNOMEメニューバーからログアウト、シャットダウンを行う
  ・compiz プロセスを KILL する
 
 等を行うと OS が固まって操作不能になることがある、という
 問題があることがわかっています。
 
 この問題を解決する方法を紹介します。  

 再現環境は以下のとおりです。
  kernel-2.6.22.1-27.fc7
  xorg-x11-drv-nvidia-100.14.11-1.lvn7
  compiz-0.3.6-8.fc7

 将来的には、nvidiaドライバのアップデートによって解決されると思われます。



手順


1. root ユーザでダッシュボードします。



2. GNOMEテキストエディタを起動し、以下の内容を打ち込みます。

#!/bin/bash
__GL_YIELD=NOTHING /usr/bin/compiz --direct-rendering --loose-binding $@



3. テキストエディタの [保存] で、ホームディレクトリに compiz という名称で保存します。



4. 端末を起動します。



5. 先ほど保存した compiz ファイルを、/usr/local/bin 下へコピーします。

 [root@localhost ~]# cp ~/compiz /usr/local/bin/



6. compiz ファイルを実行可能にします。

 [root@localhost ~]# chmod 755 /usr/local/bin/compiz



7. PC を再起動します。

 reboot コマンドを実行し、再起動します。

 [root@localhost ~]# reboot



8. 再起動中にフリーズした場合はハードウェアリセットを行います。

 電源ボタンを押し、一度 PC を停止してください。
 そして、15秒ほどあとにまた電源ボタンを押し、PC を起動してください。



9. 対応が完了しました。

 デスクトップの効果を OFF にしたり、PC をシャットダウンしても大丈夫になりました。




[作成日 2007/8/5]