Fedora 9 : [システム] - [管理] - [ソフトウェアの追加/削除]
Fedora 8 : [アプリケーション] - [ソフトウェアの追加/削除]
「system-config-samba」を検索します。(画面は Fedora 9 です)
検索結果に出てきたパッケージを選択します。
[インストール] ボタンが表示されている場合、[インストール] ボタンを押します。
[アンインストール] ボタンが表示されている場合、すでにインストールされています。
インストールが完了したら、ウィンドウを閉じます。
[システム] - [管理] - [ファイヤーウォール] で起動します。
[信頼したサービス] で [Samba] サービスにチェックを入れ、[適用] ボタンを押します。
(ポート 137/udp、138/udp、138/tcp、445/tcp)
Fedora 9: [システム]-[管理]-[SELinux Management]
Fedora 8: [アプリケーション]-[システムツール]-[SELinux Management]
[Boolean] を選択します。
Samba の読み書きを許可する [samba_export_all_rw] という項目を探し、チェックします。
設定が終わったらウィンドウを閉じます。
共有するディレクトリとして、ホーム以下のディレクトリ (例: /home/guest/デスクトップ/share) を使いたいと
思うかもしれませんが、こちらはおすすめいたしません。というのは、$HOME のパーミッションはデフォルト
700 で他ユーザから見られないようになっているため、ホーム以下のディレクトリを指定した場合、samba が
アクセスできるように $HOME のパーミッションを緩める必要があり、セキュリティ上望ましくないためです。
デスクトップから [コンピュータ] - [ファイルシステム] とたどっていき、
ここでは「/var/samba/share」というディレクトリを作成します。
作成したディレクトリを右クリックして [プロパティ] を選択、[アクセス権] タブを開く
[フォルダのアクセス権] という項目が3ヶ所あるので、すべて [作成と削除] に設定し、閉じます。
[システム] - [管理] - [Samba] を起動します。
(ディストリビューションおよびバージョンによって異なります)
メニューから [プレファレンス] - [サーバー設定] を開きます。
[セキュリティ] タブを開いて以下の設定を行い、[OK] ボタンを押します。
認証モード: 共有
暗号化パスワード: はい (デフォルト)
ゲストアカウント: ゲストアカウントなし (デフォルト)
[共有を追加] ボタンを押して以下の設定を行い、[OK] ボタンを押します。
ディレクトリ: /var/samba/share (手順 9~10 で準備したディレクトリ)
共有名: share (適当に名前をつけます)
書き込み可能: チェックを入れる
可視: チェックを入れる
[アクセス] タブを表示し、[誰でもアクセスを許可する] にチェックを入れて [OK] を押します。
新しい共有が追加されました。
[システム] - [管理] - [サービス] を選択します。
[smb] という項目を選択し、[Start] ボタンを押して samba サービスを起動します。
続けて [Enable] ボタンを押し、次回 OS 起動時に自動的にサービス開始するように設定します。
設定が終わったら、終了します。
[場所] - [サーバへ接続...] を選択します。
サービスの種類で [Windows 共有] を選択し、以下を設定して [接続する] ボタンを押します。
サービスの種類: Windows 共有
サーバ名: 共有ディレクトリがあるマシンの IP またはホスト名 (例. 192.168.0.29) (※)
共有名: share (手順 14 で設定した共有名)
※マシンの IP は /sbin/ifconfig コマンドを使って調べることができます。
デスクトップに共有ディレクトリへのリンクが作成されました。