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■プリンタを設定する (Fedora 7) (Fedora, Scientific Linux, CentOS)


プリンタの接続方法によって、2つの方法があります。

方法(1) : Linux PCにプリンタを直接接続する (CUPS編)

方法(2) : Windows PCに接続しているプリンタを使う (Samba編)



方法(1) : Linux PCにプリンタを直接接続する (CUPS編)



使いたいプリンタのドライバを探してダウンロードします。

各プリンタメーカーのサイトで Linux用ドライバを探します。
Canon : http://cweb.canon.jp/e-support/software/index.html (外部リンク)
EPSON : http://download.ebz.epson.net/dsc/search/01/search/searchModule (外部リンク)
NEC : http://jpn.nec.com/printer/laser/support/os/linux/download/index.html/ (外部リンク)
HP : http://h10018.www1.hp.com/wwsolutions/linux/products/printing_imaging/ (外部リンク)

*メーカーサイトでドライバが見つけられない場合
オープンソースで開発されているプリンタドライバ集 Gutenprint(旧称:gimp-print-cups) にお使いのプリンタが含まれているかもしれません。

インストールされているかどうかを調べるには、端末で以下のコマンドを実行します。
(Linuxmania PC をお使いなら、デフォルトでインストールされているはずです。)

# rpm -qa | grep gutenprint-cups

Gutenprintが対応しているプリンタは以下のサイトで調べられます。
Gutenprint Supported Printers (外部リンク)

*それでも見つからない場合1
OpenPrinting database - Printer Listings (外部リンク) でドライバ情報を調べる。

*それでも見つからない場合2
似た名前の機種のドライバを使って、試しにテスト印刷してみてください。
カラー印刷に問題はあるものの、白黒印刷は可能というケースもあります。
例 : Canon iP4200を使いたいなら、iP4000用ドライバを試してみるなど。



2. ドライバをインストールします。

GNOME端末で次のようなコマンドを実行します。
(Canon iP4200 を使用する場合)
# su
# rpm -Uvh cnijfilter-common-2.60-1.i386.rpm
# rpm -ivh cnijfilter-ip4200-2.60-1.i386.rpm


3. プリンタの電源をオンにして、USBケーブルをPCに接続します。


4. GNOMEメニューバーから [システム] - [管理] - [印刷] を起動します。

スクリーンショット


5. 左側 [▽ローカルプリンタ] の下に機種名が表示されていることを確認し、選択します。

スクリーンショット


6. 右側の [設定] タブの設定を確認します。

例:
説明:Canon iP4000 Foomatic/gutenprint-ijs-simplified.5.0
デバイスURI:hal:///org/freedesktop/Hal/devices/usb_device_4a9_10a2_C1B5E8_if0_printer_noserial
製造元とモデル:Canon iP4000

ここで接続したプリンタと異なる名前が表示されている場合は、手動で設定しなおします。

*使用したい機種と名前が異なる場合
(1) [製造元とモデル] の [変更] ボタンを押す
(2) 一覧から先ほどインストールしたドライバを選択する



7. [テストページの印刷] ボタンを押し、正しく印刷できたことを確認します。



以上で、プリンタの設定は終わりです。





方法(2) : Windows PCに接続しているプリンタを使う (Samba編)



1. 使いたいプリンタの機種のドライバを探して、ダウンロードします。

各プリンタメーカーのサイトで Linux用ドライバを探します。
Canon : http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/other.html#linux (外部リンク)
EPSON : http://avasys.jp/hp/menu000000300/hpg000000249.htm (外部リンク)
NEC : http//www.express.nec.co.jp/care/prtechinfo/linux/ (外部リンク)
HP : http://h10018.www1.hp.com/wwsolutions/linux/products/printing_imaging/ (外部リンク)

*メーカーサイトでドライバが見つけられない場合
オープンソースで開発されているプリンタドライバ集 gimp-print-cups に
お使いのプリンタが含まれているかもしれません。

インストールされているかどうかを調べるには、GNOME端末で以下のコマンドを実行します。
(Linuxmania PC をお使いなら、デフォルトでインストールされているはずです。)
# rpm -qa | grep gimp-print-cups

gimp-print-cupsが対応しているプリンタは以下のサイトで調べられます。
Gutenprint Supported Printers (外部リンク)

*それでも見つからない場合1
OpenPrinting database - Printer Listings (外部リンク) でドライバ情報を調べる。

*それでも見つからない場合2
似た名前の機種のドライバを使って、試しにテスト印刷してみてください。
カラー印刷に問題はあるものの、白黒印刷は可能というケースもあります。
例 : Canon iP4200を使いたいなら、iP4000用ドライバを試してみるなど。



2. ドライバをインストールします。

GNOME端末で次のようなコマンドを実行します。
(Canon iP4200 を使用する場合)
# su
# rpm -Uvh cnijfilter-common-2.60-1.i386.rpm
# rpm -ivh cnijfilter-ip4200-2.60-1.i386.rpm


3. Samba経由でプリンタに接続するために必要な情報をWindows環境でメモしておきます。

例 :
プリンタの機種:Canon iP4200
Windowsマシンの名前 (ホスト名):DELL200604_1
WindowsマシンのIPアドレス:192.168.0.6
ワークグループ名:white_silver
プリンタの共有名:CanoniP4200


4. GNOMEメニューバーから [システム] - [管理] - [印刷] を起動します。


5. ツールバーの [新規プリンタ] ボタンを押します。

スクリーンショット


6. プリンタ名を適当に入力して [次へ] ボタンを押します。

スクリーンショット


7. 左側から [Windows Printer via SAMBA] を選択します。

スクリーンショット


8. URLを入力します。

右上の「smb://」の欄に
「white_silver/DELL200604_1/CanoniP4200」
(ワークグループ名 / ホスト名 or IPアドレス / プリンタ共有名)
を入力します。
スクリーンショット


9. 右下の認証欄にユーザ名を入力して、[進む] ボタンを押します。

設定によっては未入力で進めます。
スクリーンショット


10. プリンタのメーカ名と機種名からドライバを選択します。

スクリーンショット

スクリーンショット


11. [適用] ボタンを押します。

スクリーンショット


12. プリンタ設定の画面で [デフォルトのプリンタにする] ボタンを押します。

スクリーンショット


13. [テストページの印刷] ボタンを押し、印刷できたことを確認します。

スクリーンショット



以上で、プリンタの設定は終わりです。






[作成日 2007/7/5][最終更新日 2014/5/22]